View of the Pacific Ocean and Enoshima 1/22
bird's-eye view 2/22
full view 3/22
facade 4/22
entrance hall 5/22
entrance hall 6/22
approach 7/22
approach 8/22
dinning /living /loft 9/22
living 10/22
dinning 11/22
from loft 12/22
kitchen 13/22
washroom 14/22
bathroom 15/22
from loft 16/22
terrace 17/22
barrel sauna 18/22
View of the Pacific Ocean, Mt.Fuji 19/22
living /dining  20/22
infinity pool 21/22
model 22/22

VILLA A

海景と暮らす


日本のヨット文化発祥の地、葉山。そこからほど近い海沿いの地にVILLA Aはあります。
敷地を訪れると、圧倒的な海の広がりを前に思わず息を呑みました。

私たちは、その素晴らしい自然環境と関係した、彫刻のようなデザインがここには相応しいと考えました。その象徴が、連なる波の大屋根です。

大屋根の下は、いたるところで太陽や海や山といった周辺環境と建物が関係するどこからも外を感じる開放的な空間。角が開く特殊な大開口サッシを開けると室内にいることを忘れてしまうほど。

環境に配慮し、土の搬出を減らしすり鉢状の敷地形状を生かした結果、エントランス、リビング、ダイニング、ロフトと床高さの異なるいくつもの海を眺めるステージが生まれました。
シェフステージとしてデザインされたキッチンもその一つ。

インフィニティプール、薪サウナ、ジャグジー、そしてアウトドアキッチン。大切な家族や仲間とゆったりと過ごすための、充実したアメニティを計画しました。

床の色は、海の浅瀬をイメージするエメラルドグリーン。ヨットそして海を感じるカラースキームでメインフロアをコーディネートしました。エントランスは海の中をイメージし、白い巻貝のような階段が浮かんでいます。

主要構造はRCですが、屋根は7m×900mmのCLT(直交積層板)を用いた連続アーチの木構造。計画の実現には高い精度の設計と施工技術が必要でした。

VILLA Aは、連なるアーチ天井の先に美しい海景がひろがる、シーフロントのリゾートヴィラです。


サービス内容:
建築設計監理/インテリアデザイン/家具デザイン/照明デザイン

設計チーム:
建築:teamSTAR®️
Creative Director/Architect 佐竹永太郎 (STAR)
Main Architect 奥野幹 (Moo-Flat design)
Assistant 簗瀬晃希 (STAR)
Management 山田慎一郎 (Yamada Studio)
Support 江口剛一 (adLb)
構造設計:soaps
設備設計:EM design
照明デザイン:安原正樹(Plus y)

施工:(株)キクシマ

Title:
VILLA A
用途:
ヴィラ
構造及び階数:
RC+S+W(屋根CLT) 地上2階 地下1階
規模:
敷地面積770.51m2 延床面積385.96m2
所在地:
神奈川県横須賀市秋谷
期間:
設計 2021.06〜2023.07
施工 2023.08〜2023.09
Media:

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