01 夕景 1/19
02 昼景 2/19
03 アプローチ 3/19
04 空庭(ソラニワ)
左:リビング(式場)右:ダイニング(会食室) 4/19
05 空庭(ソラニワ)半屋外空間 5/19
06 空庭ー式場 6/19
07 式場 7/19
08 式場-空庭-会食室 8/19
09 面会室/安置室 9/19
10 空庭ー会食室 10/19
11 会食室 11/19
12 控室 12/19
13 洗面 13/19
14 軒下 正面:面会室/安置室 右:空庭 14/19
15 空庭夕景 15/19
16 全景夕景 16/19
17 鎖樋 17/19
18 行灯 18/19
19 上下窓 19/19

ソライエ中尾

ソラを感じる、プレミア家族葬ホール

空が見え、開放的で、安心して、くつろげる場所。それは、理想的な住まいの条件と共通しています。マンションで暮らす方々が増える中、理想の家から故人を見送りたい。
「こんな邸宅で故人を見送りたい。」その想いに応えた、カフェや旅館、ホテルのようなホスピタリティの高いプレミア家族葬ホール=邸宅葬ホールです。

[取り組み姿勢]
ソライエ 「故人様を宙(ソラ)へ、すなわち天国へとあたたかく見送るための家(イエ)」というコンセプトの家族葬/小規模葬ホールをデザインするにあたり、私たちは3つの視点で考えました。

第1は、単純な建築設計の枠を超えた、事業パートナーとしての視点です。その目線でブランドを理解し、その上で、事業戦略に寄与する企画提案を行いました。
第2は、利用者の視点です。利用者の目線で、ブランドそして施設内容を検証し、自らが親しい人を見送りたいと思える施設を目指しました。
第3は、運営者の視点です。限られた中で準備のしやすさや案内のしやすい、合理的な管理ができる施設を計画しました。

死亡者が今後も増加する中、葬儀場のデザインとは、社会課題の解決であると私たちは考えます。
ホスピタリティデザインで培った経験をいかし、旅館ホテルのようにもしくはカフェのように、ご遺族の喪失の悲しみを優しく受け止め、温かくもてなす家族葬ホールを私たちはデザインしました。

[デザインについて]
私たちは、ソラとイエをわかりやすく明快に表現しました。
「ソラ(空)を感じる(イエ)邸宅」です。
1.「ソラ」の追求
自然を感じ、空を感じるべく、天窓、中庭により、ダイレクトなブランドメッセージとしての「ソラ」を具現化しました。
2.もう一つの理想の「イエ」
邸宅のように庭を中心に半屋外の軒下を作り庭屋一如(庭と建物が一体としてデザインされること)の考えでご遺族の理想の「イエ」としてデザインしました。

サービス内容:ブランディング/建築設計監理/インテリアデザイン/家具デザイン/照明デザイン/サイン・プロダクトデザイン


設計チーム:
建築:teamSTAR®️
Creative Director/Architect 佐竹永太郎 (STAR)
Senior Architect 山田慎一郎 (Yamada Studio)
Main Architect 中尾雄介 (なかおデザイン室)
Senior Assistant Architect 范駿東 (STAR)
構造設計:向後章夫(ハシゴアーキテクツ)
設備設計:高橋良輔(NoMaDoS)
照明デザイン:安原正樹(Plus y)

施工:明善建設

Title:
ソライエ中尾
用途:
葬儀場
構造及び階数:
木造、地上1階
規模:
敷地面積366m2 延床面積:174m2
所在地:
埼玉県さいたま市
期間:
設計 2022.10〜2023.05
施工 2023.06〜2023.11
Media:

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